結婚式で花嫁が身につけるアクセサリーとして人気があるティアラ。
そのティアラについて書かれている本を読んだので、そこから少し・・・
ティアラはエジプトが起源といわれ、権威や最高位を象徴するものでした。
18世紀、ナポレオン1世が戴冠式の際に被ったのは月桂樹をかたどった金のティアラ。
またナポレオンは宮廷の女性達に、大きな権威や最高位を象徴するティアラを
すべての国家行事で着けることを義務づけたそうです。
そこには、上流貴族出身でもないところから皇帝にまで上りつめたナポレオン
だからの意図があったのかもしれません。
そうして宮廷はヨーロッパの中でも最も壮麗なものになり、
ティアラは美しいアクセサリーとして世界中に広まっていったと考えられるようです。
ナポレオンの戴冠式の様子を描いた絵画を見てみたら、
確かにナポレオンには月桂樹をかたどった金のティアラが
そして描かれている女性たちの頭にもティアラが描かれています。
ゴールドで作られていたティアラは、プラチナで作られるようになったり、
ダイヤモンドやパールの装飾が加えられ高価なフォーマルジュエリーとなります。
19世紀後半には裕福な人達の間でティアラを花嫁に贈る習慣が流行ったことも
あったそうです。
気品を感じさせるティアラ。
それは見た目だけでなく、気持ちも特別のものにしてくれるようにも思います。
ティアラは身につけると変身できるようなパワーを与えてくれるジュエリー
なのかもしれません。
写真は前にウエディングアイルランナーの生地で作ったベアです。
ティアラ着けてました。