縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に出会えることを
人は「仕合わせ」と呼びます
中島みゆきさんの「糸」という曲の中の歌詞です。
ずいぶん前ですが、この曲を聞いた時
この「仕合せ」という字が気になって調べたことがありました。
「しあわせ」は辞書によると
1 運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。
2 めぐり合わせ。運命。
今は幸福なことという意味で使うことがほとんどですよね。
でも元々は「しあ(為合)わす」という言葉から変化してきたもので、
「めぐり合わせ」という意味で使われていたようです。
だから、よいめぐり合わせは「しあわせがよい」
逆にめぐり合わせが悪い時は「しあわせが悪い」とも使われていたとあります。
それが単に「仕合わせ」=めぐり合わせが良い」という意味となり、
それからこの「めぐり合わせが良いしあわせ」を「幸せ」と書くようになったとか。
(“気になることば”のサイトも参考にさせていただきました)
いろんなしあわせがあって、
しあわせ~
ってなにげに言ってしまうこともあるけれど、
出会うことのできないたくさんの人がいるこの世界で
世界にひとりの人生のパートナーに出会えた仕合せ
自分を支えてくれる仲間に出会えてこれた仕合せ
結婚式はそんな仕合せの良さをあらためて想って
幸せになれる日なのかな。