私がウェディングプランナーをしていた頃の
師匠であり、母のような姉のような大先輩のお話です。
お休みの日に友人と出かけたレストランとその1階の教会を見学して
「ありがとうございました」
とお店を出ようとした時、後ろから声を掛けてこられた方がいたそうです。
それはなんと17年前に師匠が結婚式を担当したお客様。その、
「ありがとうございました」
の声で分かったのだとか。
そのお客様がその場所にいらしたのも偶然。
ありがとうの声を耳にしたのもとっても偶然。
話を聞くと、再会のためのストーリーが出来ていたかのようなタイミング。
17年ぶりの再会を抱き合って喜んだそうです。
結婚式は人生の中での大きな節目の大切な日のひとつ、
また、大切なお客様をご招待するにあたりいろいろな気配りも
必要なたくさんの思いが詰まった日だと思います。
ウエディングプランナーはそんな大切な日を
気持ちよく最高の気分で迎えていただけるように
希望を叶えられるように、アドバイスをしながら、
リードしていきます。
それでもプランナーはあくまで裏方。
それに、いくらゆっくりたっぷり打ち合わせをしたとしても
お会いするのは準備から本番までの短い期間。
それでもお客様にとって、ウエディングプランナーも
記憶、思い出の中に刻まれていたのですね。
あらためて、プランナーという仕事のやりがいと責任、そして
この師匠の下で勉強、仕事できたことを誇らしく思いました。
私は今、結婚式・披露宴の音楽やブライダルグッズの販売といった
プランナーの頃とは違う立場からウエディングに関わってます。
アムズでお選びいただいたものが大切な日の記念の品になったり、
思い出を彩る大切なものや時間になる。
新郎新婦様と直接話をすることは少なくても、
大切な時に関わっていることに変わりはありません。
いつもいつまでも忘れてはいけないことですね。
この3連休から今年の結婚式も本格始動です。
京都からオリジナルブライダルグッズを発信しています。
アムズ http://www.ams-kyoto.jp/