南天の実が赤くなってます。
京都では鬼門といわれる家の北東の角に南天を
裏鬼門といわれる南西の角に柊を置く風習があります。
南天(なんてん)は「難(なん)を転(てん)ずる」からきているみたいです。
南天や柊をおいてなくても、
角を四角に区切って白い石を置いてあったりします。
北東と南西の角は清めてきれいにしておく。
こういうお宅けっこうあるんです。
もちろん受け継がれてる風習があるのは京都だけの話ではないけれど、
しょうきさんとか地蔵盆とか、京都に来てからへぇー!と思ったことがあって
南天・柊もそのひとつ。
昔からの習慣が暮らしの中で長く受け継がれてるなと思います。