この夏は、去年は行けなかった知覧の特攻平和会館に行ってきました。
特攻戦死をされ、たくさんの隊員の方々の読みきれないほどの遺品や遺書、零戦や実際に使われた戦闘機なども展示されています。
飛び立つ前に書かれた家族への手紙や遺書。
おひとりおひとりの人生と家族がそこから浮かびあがります。
数々の絶筆に心が苦しくなりました。
会館を出ると蝉の声。
70年前の夏も蝉たちは同じように鳴いていたんだろうなと思いながら、特攻の隊員達の宿舎である三角兵舎を回りました。
質素な質素な宿舎でした。ここから若い命が飛び立っていったのです。日本人だけではなかったのも驚きでした。
これは鹿児島の短歌雑誌「にしき江」の主幹であった鶴田正義氏の歌の碑です。
今年は戦後70年。