映画「最高の花婿」を観に行きました。
フランスのロワール地方に暮らすカトリック教徒の夫婦。
彼らには4人の娘がいて、上の3人はアラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚、そして末娘が連れてきた婚約者はカトリック信徒だけれどアフリカ系・・・そんなことから巻き起こる一家の騒動を描くホームコメディー映画です。
宗教や食事の違いに気を遣って疲れたり、頭ではわかっていても心がついてこなくて葛藤したり、苦しんだり、けんかになったり。
人種の違い、宗教の違い、国籍のこと、肌の色、移民のこと・・・、「違うから」と拒絶せず、あきらめないで少し近づいてみようと
がんばる姿が面白く、互いに許容し合うやさしさがありました。
いろいろ考えさせられる映画だけど、全然重くなく、暗くなく、笑える映画。なかなか面白い。
いろんな違いはあっても最後は人と人。人は違うところがあるから面白い。
そんな風に思い合ってやさしい世界になって欲しいなぁ。