いけず石に引き続き、も一つ石です。
へそ石です。
この「へそ石」と呼ばれる石は京都の六角堂にあります。
京都のほぼ中心にあるからへそ石と呼ばれることは
前から聞いてたし、よく通るとこですが、
実は初めて案内板を読んでみました。
桓武天皇の延暦12年(793年)京都へ遷都の時
六角堂の所在が道路の中央に当たったので
天皇が遷座を祈願されたところ、御堂がにわかに
5丈ばかり北へ退かれたという。
この石はその際に取り残された礎石であると伝える。
また、京都のほぼ中央に当たるところから
へそ石とも要石とも呼ばれている。
んなことっ…!いえいえ、
こんな逸話も残る聖徳太子創建の歴史のあるところ。
太子が沐浴されたと伝えられる池跡があったり、
いけばなの発祥地でもあるとか。
建物も六角形なら礎石も六角形。
ちなみに納経所においてあったお土産「へそ石餅」も六角形でした。
いけばなの池坊さんのページも参考にさせていただきました。