あくまきです。
この間鹿児島に帰った時、
駅で見かけて買ってきてました。
子供の頃食べてたなぁと懐かしい。
もち米を灰汁水に漬け込んで、
それを竹の皮に包んでゆっくりと炊き上げて
できあがります。
こんな感じで竹の皮に包まれているのを切り分けて、
きなこをまぶして食べます。
素朴でわかりやすい自然なおいしさです。
ナイフだと刃にべったりとくっついて切り分けにくいです。
なので、これを縛ってある竹の皮のヒモや糸でギュッと
絞って切るとイイらしいです。
男の子が元気に育って欲しいとの願いが込められて
端午の節句にはつきものの薩摩の味。
薩摩藩主島津義弘公の軍勢だけが
このあくまきで腹を満たし、
士気をあげたとい言い伝えがあるらしいです。
と、ついてた案内読みながらへぇ~と思ってました。
そんなん気にすることもなくこれまで食べてました。
それに灰汁ってナンダ?と今更ながら調べたのでありました。
おやつひとつでちょいと勉強になりました。
そして、ふと頭をよぎる歌の断片。
♪…春駒、あくまき、両棒(ジャンボ)餅、ボンタン漬け、かるかん…♪
昔昔、こんな鹿児島の味が並んだ歌があったんだけど
これは何の歌だったのだろう…
しばし回想してみるも…ここしか思い出せず
それも確かではないし。
このまま思い出せそうにもありません。