立春です。
暦の上では春になりました。
京都でももちろん節分にはあちらこちらのお寺や神社で豆まきが行われます。
西陣にある千本釈迦堂は健気で切ないおかめの物語があるお寺。
節分も「おかめ福節分会」と呼ばれていて、茂山狂言会の奉納にもおかめが登場します。
そして、節分の日に食べるものといえば「恵方巻」。
関西の人には馴染み深い太巻き寿司のまるかぶりも、最近では全国区になってきたようです。
あちらこちらに「恵方巻」の文字が踊ってるし、おいしい巻き寿司食べたいし、縁起もいい。
とくれば、「食べてとこっ」ってことに。これも季節の行事です。
今年の恵方は西南西。
ちなみに恵方ってどうやって決まる?誰が決める?
と思って辞書でみてみると、
陰陽道(おんようどう)でその年の福徳をつかさどるとされる歳徳神(としとくじん)がいるとされるもっともよい方角。
この神のいる方角を、明きの方・恵方(えほう)といい、万事に吉という。
その年の干支(えと)によって定められる。年によって方角が違う。
となるようです。
七福神にちなんで七つの具だそうです。
卵焼、かんぴょう、高野豆腐、穴子、きゅうり、しいたけ、でんぶ。
おいしくいただきました。