思わず目を引く形です。
北山台杉です。
しょうざんの庭園の中の1ショット。
梅林もありますが、北山台杉も見事です。
台杉は一本の親杉から幾本もの垂木が採れるように考えられた形。
森林の狭さを補うためにあみだされてきた造林方法だとか。
台杉は600年以上の歴史を持ち、仙洞御所、桂離宮、修学院離宮などに用いられた朝廷御用達木。
今ではに「京都府の木」に指定されてます。
現在では建築用というより鑑賞用のようです。
台杉の盆栽もあります。
盆栽のものでも樹齢10~15年、若杉で30年。
紀州石と合わせて配置されたこの庭園の台杉は樹齢350年から500年。
気の遠くなるような時間です。