寒の戻り。
4月も後半。
気分も装いも春になってた分よけいに寒く感じます。
仁和寺の御室桜が満開のようです。
ここの桜は遅咲き。
地面からいきなり花ってくらいの背の低い木なので
目線近くでたくさんの花を愛でられます。
写真あったらよかったんですが、見つからず…。
ここの桜が京都の桜のトリでしょうか。
寒くなったけど、季節はちょっとずつ移り変わっていってます。
土手に寝っ転がって眺める春です。
三三九度
新郎新婦が盃を交わし結婚の約束を交わす儀式。
神前挙式の中では「三献の儀」ともいわれています。
最近では人前式でされる方もいらっしゃいますね。
なぜ三三九なのか?
その意味やそのやり方、作法についてちょっと書いてみました。
三三九度の意味とやり方
気になる方はのぞいてみて下さいね。
Brautchor 婚礼の合唱
ワーグナー作曲のオペラ「ローエングリン」の中の結婚式の場面の曲で
ワーグナーの結婚行進曲とも呼ばれてます。
たしかこの曲はイギリスのヴィクトリア王女の結婚式で使われてから
よく使われるようになった曲。
それまで教会の結婚式では入場曲も賛美歌から選ばれていたようです。
結婚式の入場の曲としてよく使われる定番曲。
キリスト教式でも人前式でも変わらず人気のある曲です。
入場のシーンによく合うまさしく「結婚式」って印象が定着してる曲ですね。
もちろん披露宴の入場でも使えます。
いろいろアレンジされてる「結婚行進曲」もあるので
披露宴は結婚式とは雰囲気変えてみるのもいいかも。
どんな曲だったっけ?という方は
http://www.ams-kyoto.jp/virginload_walking.htm の♪押して下さい。
オルガンで婚礼の合唱(結婚行進曲)を演奏してます。
音楽に合わせてウエディングステップの練習できるようになってます。
You Raise Me Up
ユーレイズミーアップ
人前式の新婦入場のシーンに
ヴァイオリン&オルガンで演奏しました。
オルガンやピアノだけで演奏することもありますが、
ヴァイオリンが入ってさらにいい感じでした。
ケルティックウーマンの歌も有名ですが、
他のたくさんのアーティストもカバーしている曲。
きっとたくさんの方の心に響く曲なんですね。
You raise me up, so I can stand on mountains;
You raise me up, to walk on stormy seas;
I am strong, when I am on your shoulders;
You raise me up To more than I can be.
あなたがいるから
私はどんな時も強くいられる
そんな歌。
て、簡単にまとめすぎですが。
今回は人前式の入場での演奏でしたが、退場のシーンや
披露宴での入退場、花束贈呈などにも。
昨日水引髪飾りと水引の指輪のこと書きましたが、
今日は「水引」についてちょこっと書いてみようと思います。
この間たまたま話の中で水引髪飾りの話になったのですが、
水引と言われてもどんなものかすぐにはピンとこない様子だったのです。
水引は大切な贈り物に結ぶもの。
ご祝儀の袋にも結ばれている紅白とか金銀、
最近はパステルカラーの水引も見かけます。
ご祝儀袋で「あぁ、あれ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
水引は紙でできています。
こよりに糊をひいて細いひも状に固めたもの。
紙自体に色が付いていたり、
白い水引の上に絹糸が巻かれているものや、
フィルムが巻かれているものなど、その種類や色はいろいろ。
結納飾り、
結婚式の引き出物、
ご祝儀袋、
結婚式ではとくにかかわりのあるものです。
また、悲しみのときにも使われます。
結び方や色で気持ちを伝える細やかな日本ならではの伝統です。
水引の歴史は古く、遣随使が持ち帰った贈り物に結ばれていた
紅白に染められた麻紐が起源と言われているそうです。
これが「くれない」と呼ばれて、宮中への献上品に結ばれるようになり、
やがて室町時代に麻紐から紙へと変わっていき、、
さらに時代を経て水引の種類や結び方も開発されてきたそうです。
また、水引は贈り物に欠かせないものとしてだけでなく、
美しい水引細工も生み出してきました。
私は水引細工を初めて見せていただいたとき
「アートだ!」と新鮮な驚きがありました。
しかし、最近では結納をされる方は少なくなり、
美しい水引細工を作れる職人さんもたいへん少なくなっています。
多彩な水引も廃盤になっていくものも少なくありません。
時代の流れとはいえ寂しいですね。
水引のルーツ。くれない水引。
職人さんに見せていただきました。
紅白になっています。
右側黒っぽく見えますが、手に取るととても濃い赤で
玉虫色っぽい感じです。